むし歯になりやすい人・なりにくい人がいるのはなぜ?
- 2025年7月13日
- 患者さまからのQ&A
こんばんは。
しばらく更新が途絶えておりましたがこれからまた医院の取り組みや日頃患者さまから頂くご質問とその回答を
ご紹介させていただけたらと思います。
Q.むし歯になりやすい人・なりにくい人がいるのはなぜ?
「毎日ちゃんと歯みがきしてるのに、むし歯になるのはなぜ?」
そんな疑問をもったことはありませんか?
実はむし歯には、「なりやすい体質」や「生活習慣」が関係しています。
🔶 むし歯になりやすくなる4つのポイント
① 食生活(間食の回数とタイミング)
- ダラダラ食べたり、ジュースやお菓子をちょこちょこ食べると、お口の中が酸性になったままの状態になるため歯が溶け続けむし歯になりやすくなります。
- 食べる時間を決め、「間食は1日1回」などルールを作るとむし歯のリスクが下がります。
② 歯の質(生まれ持った強さ)
- エナメル質形成不全という歯が成熟していない状態の部位はがむし歯になりやすい傾向があります。
- フッ素塗布やシーラント(予防の詰め物)で補強することで予防ができます。
③ 唾液の力
- 唾液には、食後にお口の中を中和してくれる「お口の洗浄液」としての働きがあります。
- 唾液の量が少ない方や、緩衝作用(中和する能力)が弱い場合はむし歯リスクが高くなります。
④ 歯みがきの習慣
- 磨いているつもりでも、磨き残しがあるとむし歯の原因に。
- 特に歯と歯の間や奥歯の溝は要注意。
- フロスや歯間ブラシも取り入れて、「正しい磨き方」が大切です。
🔷 つまり、むし歯は「体質+習慣」で決まる!
ある人はむし歯が1本もないのに、別の人は毎年むし歯になる。
その違いは、生まれつきの歯の強さや唾液の性質だけでなく、
日ごろの食べ方やみがき方にも関係しています。
📝 楓の森歯科クリニックではこんな予防ができます
- むし歯リスクの検査(唾液検査・みがき残しチェック)
- フッ素塗布やシーラント
- 正しい歯みがきの指導(お子さまにもわかりやすく)
- 定期検診とクリーニング
ご自分やご家族のむし歯リスクを正しく知って、今からできる「むし歯予防」を一緒に始めましょう!
ご不明な点がございましたらお気軽にご相談くださいね。