歯周病のメインテナンス 人によって通院の間隔が違うはなぜ?|楓の森歯科クリニック|熊本県合志市豊岡の歯医者

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医療コラム

歯周病のメインテナンス 人によって通院の間隔が違うはなぜ?|楓の森歯科クリニック|熊本県合志市豊岡の歯医者

歯周病のメインテナンス 人によって通院の間隔が違うはなぜ?

いつもコラムをご覧いただきありがとうございます。

今回のテーマは🦷 歯周病メインテナンス 🦷なぜ通院の間隔が人によって違うの?という内容についてです。
ありがたいことに当院でもご家族皆さんで定期的なメインテナンスに通っていただいております。
その度に私たち一同大変嬉しい気持ちになります。
その中でメインテナンスの間隔が同じご家族の中でも異なる場合があり、今回のようなご質問をいただきますので
説明させていただきます。

★まずはメインテナンスの目的についてです。

■ メインテナンスの目的

歯周病は、一度かかると完治が難しい慢性疾患です。

そのため、治療後も定期的に歯ぐきの状態をチェックし、

再発や進行を防ぐための「メインテナンス(予防管理)」がとても大切です。

また歯周病の予防だけでなく、むし歯の早期発見やかみ合わせや歯並びの変化も毎度チェックしております。

■ 通院の間隔が異なる理由

当院では、多くの方が3ヶ月に1回のペースでメインテナンスを受けられています。

しかし、歯周病の進行リスクには個人差があるため、必要な間隔は人によって異なります。

🟢 たとえば、このような方は間隔を短めにご案内しています

☆糖尿病などの全身疾患がある方
 → 歯周病と糖尿病は相互に悪影響を及ぼすことが知られています。

☆歯周病の進行が早い傾向がある方
 → 過去に何本も歯を失ったことがある方や、再発を繰り返している方など

☆喫煙習慣や、強い食いしばり・歯ぎしりがある方
ご自宅での歯みがきが難しい/磨き残しが多いと評価された方

🔵 一方、安定している方は…

歯ぐきの状態が良く、磨き残しも少なく、リスクの低い生活習慣をされている方は、
3ヶ月に1回程度の通院で問題ない場合もあります。

■ メインテナンスは“再発予防の鍵”です

歯周病は、痛みが出る頃にはすでに進行していることが多いため、

「症状がないから行かなくていい」という考え方はとても危険です。

これまでむし歯の治療をさせたご経験のある方も実は一度治療した箇所というのは目に見えない段差が生じていたり、
レントゲンを撮影するとむし歯が進行していたりということもありますので注意が必要です。

継続的なメインテナンスで、

✔ 歯ぐきの炎症チェック

✔ 歯石除去

✔ 磨き方の確認

✔ 噛み合わせのチェック

などを行うことで、再発・進行を防ぎ、大切な歯を守ることができます。

📅 あなたに合ったメインテナンス間隔をご提案します

楓の森歯科クリニックでは、お口の状態・生活習慣・全身の健康状態などを総合的に判断し、

患者さま一人ひとりに合わせた最適なメインテナンスプランをご提案しています。

また説明時には必ずレントゲン写真やお口の中の写真を用いてご説明させていただきます。

ご自身の歯で長くお食事ができるよう楓の森歯科クリニックスタッフ一同全力を尽くしますので
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。