【合志市】骨が少ないと言われた方へ|あきらめる前に知ってほしいインプラント治療
- 2025年12月28日
- インプラント治療,楓の森歯科クリニックの取り組み,患者さまからのQ&A
皆さんこんにちは!楓の森歯科クリニック院長の白濱です。
いつも医療コラムをご覧いただきありがとうございます。
本日のテーマは「骨が足りないからインプラントはできません」と言われた方に向けての内容です。
インプラントの相談をした際に、
「骨が少ないですね」「このままではインプラントは難しいです」と言われ、
ご不安になられた経験はありませんか?
その一言で、「もうインプラントは無理なのかな…」と諦めてしまう方も少なくありません。
しかし実際には、
骨が少ない場合でもインプラント治療を行うことが可能なケースは多くあります。
その代表的な方法が GBR(骨造成)やサイナスリフトです。
なぜ「骨が少ない」と言われるのか
インプラントは、顎の骨にインプラント体しっかり固定されることで成り立つ治療です。
以下のような理由で、骨が少なくなっていることがあります。
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歯を抜いたまま長期間放置していた
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歯周病が進行していた
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上あごの奥歯で、上顎洞(空洞)が近い
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年月とともに骨が吸収された
骨が少ない=異常というわけではなく、歯を失うことによって自然に骨が吸収していくことも多く、
一つの生理現象(変化)でもあると考えられます。
GBRとは?(骨造成)
骨を「増やす」ことでインプラントを可能にする方法
GBR(Guided Bone Regeneration)は、不足している骨を補い、再生を促す治療法です。
具体的には、
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インプラントを支えるための骨の量を確保する
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自分の骨が再生するスペースを作るという考え方です。
どんなときに行うの?
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骨の厚み(高さ)が足りない
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骨の幅が足りない
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抜歯後に骨が痩せているといったケースで検討されます。
サイナスリフトとは?(上あごの骨造成)
上あごの奥歯に多い治療法
上あごの奥歯には上顎洞(じょうがくどう)という空洞があります。
この空洞が近い場合、
そのままではインプラントを入れるための骨の高さが足りません。
サイナスリフトは、
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上顎洞の膜を持ち上げその下に骨を作るスペースを確保することで、インプラントを可能にする方法です。 ☆当院のサイナスリフトはデンサーバーという特殊な機械を用いて行っていきます。 デンサーバーを使用することによって骨とインプラント体との結合度を高めることができ 従来のサイナスリフト(1年くらいかかる場合が多いです)よりも大幅に治療期間を短くすることが可能になりました。 楓の森歯科クリニックでデンサーバーを用いて行う場合3か月前後でインプラントの治療が終了することが多いです。
骨を増やせば、誰でもインプラントができる?
答え:必ずしもそうではありません
GBRやサイナスリフトは、とても有効な治療法ですが、
誰にでも必ず適応できるわけではありません。
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全身状態
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骨の質
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生活習慣
これらを総合的に判断する必要があります。
楓の森歯科クリニックでは、
無理に骨造成を行ってまでインプラントを勧めることはありません。
あくまで治療の意思決定につきましては患者さまにしていただく方針ですのでご安心ください。
楓の森歯科クリニックの考え方
「できる」よりも「続けられるか」
骨造成を伴うインプラントは、
通常のインプラントよりも
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治療期間が長くなる
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手術回数が増える可能性があるという特徴があります。
そのため当院では、
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本当にその方法が最善か
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将来的に管理できるか
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他の治療法の方が適していないかを一緒に考えます。
「インプラントを入れること」が目的ではなく、「長く安心して噛めること」が目的だからです。
まとめ 骨が少ないと言われた方へ
「できない」と言われたからといって、すぐに諦める必要はありません。
一方で、無理をしてまで行う必要もありません。
大切なのは、
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自分の状態を正しく知ること
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選択肢を理解したうえで選ぶこと
最後までお読みいただきありがとうございました。
楓の森歯科クリニックは、患者さまの治療の可能性を広げつつ、現実的な判断を大切にする歯科医院です。
どうぞ安心してご相談ください。


