【合志市】歯を残したい方へ。再発を防ぐための“見える根管治療”とは
- 2025年10月10日
- 患者さまからのQ&A
皆さんこんにちは!
合志市の楓の森歯科クリニック院長の白濱です。
いつも投稿をご覧いただきありがとうございます。
今回は前回に引き続き歯の神経の治療(根管治療)についてです。
前回は楓の森歯科クリニックの根管治療でよくいただくご質問をQ&A形式でまとめてみました。
現在歯の神経の治療を受けられている方や悩まれている方、興味がある方はぜひご覧いただけると幸いです。
よくあるご質問(Q&A)
❓ Q1. ラバーダムをつけると苦しくないですか?
ご安心ください。ラバーダムは薄いゴムのシートで、治療する歯の周囲だけをやさしく覆うものです。
鼻や呼吸をふさぐことはなく、口を開けている部分も小さいため、ほとんどの方はすぐ慣れて違和感なく受けていただけます。
当院では患者さんの負担を最小限にするよう、装着前にお声かけをしながら丁寧に進めています。
❓ Q2. 保険診療でも本当にラバーダムを使ってもらえるんですか?
はい。当院ではすべての根管治療でラバーダム防湿を実施しています。
本来、ラバーダムは保険診療でも使用できる器具ですが、日本では使用率がまだ低いのが現状です。
日本歯内療法学会(JEA)の調査によると、一般歯科医院でのラバーダム使用率は約5〜10%程度 にとどまると報告されています。
一方で、欧米諸国(アメリカ・スウェーデンなど)では ほぼ100%の歯科医院で使用が義務化または標準化 されています。
つまり、日本ではまだ「限られた医院しか行っていない精密治療」なのです。
楓の森歯科クリニックでは、「治療の成功率を高め、歯を残すために必要不可欠」と考え、
保険の範囲内でも全症例で行っています。
❓ Q3. 他院で治療した歯がまた痛くなったのですが、診てもらえますか?
もちろん可能です。
「根の治療を何度もしているのに痛みが取れない」「再発を繰り返している」場合、
根の中に細菌が残っている・再感染しているケースが多く見られます。
当院ではレントゲンやCTで状態を詳しく確認し、**再根管治療(やり直し治療)**にも対応しております。
また通常の根管治療では治らない場合は外科的な方法(意図的再植術や歯根端切除術)で対応可能なケースもありますし、当院でも積極的に行っております。
他院で歯を抜かないといわれたり、歯の神経の治療をしたがなかなか治らないとお悩みの方も
お気軽にご相談ください。
❓ Q4. 根管治療をすれば歯は一生持ちますか?
根管治療を適切に行えば、歯を長く残せる可能性は高くなります。
ただし、治療後のセルフケアや定期検診がとても大切です。
根の治療が成功しても、詰め物のすき間や歯周病から再び細菌が入ることがありますし
特に咬み合わせの強い方は咬み合わせに対するケアや歯科医院での定期的なかみ合わせのチェックが重要です。
当院では、治療後も定期的なメンテナンスで長期的に歯を守るサポートを行っています。
🌿 最後に
歯の神経を治療するというのは、誰にとっても少し不安なものです。
だからこそ、「痛くない・怖くない・再発しない」環境を整えることが大切だと考えています。
楓の森歯科クリニックでは、
🔸 保険診療でもラバーダムを全例で使用
🔸 無菌的で精密な治療を徹底
🔸 歯を残すことにこだわる治療方針
を大切にしています。
「歯を残したい」「もう痛みを繰り返したくない」という方は、どうぞお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。